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宮城学院同窓会
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第38回ホームカミングデー

第38回ホームカミングデーご報告

実行委員長  色川 幸子

 新緑の季節、緑鮮やかな宮城学院キャンパスを会場に去る5月19日(日)たくさんの同窓生が集まり、第38回ホームカミングデーが行われました。嶋田順好同窓会名誉会長を始め同窓会役員の皆様、ご来賓の皆様に御臨席賜り、同窓生も合わせまして総勢165名の方々のご出席を頂きました。お陰様で皆様のご協力のもと盛会のうちに終了する事が出来ましたことをご報告申し上げます。
 総会では、2018年度事業報告及び収支決算報告、2019年度事業計画案、予算案が審議承認されました。また、会長の改選期に当たり新会長ならびに新理事の承認もされ新年度の活動へ向けての第一歩がスタートいたしました。
 礼拝は、仙台長命ヶ丘キリスト教会牧師(宮城学院中高講師)金丸 真先生に「キリストにあるあたらしい創造」と題して説教をしていただきました。聖書の箇所は「コリントの信徒への手紙二 5章17節 キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた」でした。先生が体験した出来事から、神さまから外れて行ってしまう私を戻してくださるのが神さまの愛と思っていたがそうではない。外れていく私を憐れんでくださり、共にいてくださる。そこから新しい道を創造してくださるのが神さまの愛であると思うようになったこと。外れたとしても、そこから歩みだせるようにしてくださる神さまから新しく創造されて今を生きるということ。コリントの信徒への手紙二5章17節は希望の言葉であることを力強く語っていただきました。神さまの愛によって生み出された命を本当に大切にしたいと思いました。
 懇親会では、ご来賓の皆様、喜寿をお迎えの同窓生の皆様の紹介もなされ、会食をしながら和やかな時間を過ごす事が出来ました。先生方とお話しをしたり、先生方の飛び入りコーラスがあったりと懇親の時を楽しむことが出来ました。その後、同窓生で、舞台役者・声優である土井美加様をお迎えし、「ハハの話〜ムスメの記憶」と題して音楽語りを演じていただきました。土井様ご自身がこの日の為に書き下ろしてくださったもので、お仲間の宮澤はるなさんと、園田容子さんのピアノの調べに合わせて行われた音楽語りの舞台は、そこにいた全ての人をその世界に引き込んでいきました。認知症を患っている卒寿の喫茶店主とその義母を支える嫁との対話で舞台は進み、幼友達、父母と爺や、恋人との出会いと別れ、シャンソンへの熱き思い、仙台の地への愛がユーモアと哀愁をこめて演じられ、観ていた一人ひとりの心に熱い思いが湧きあがったのではないかと感じました。
 土井様の舞台の余韻を感じつつ日程の一切を終了することが出来ました。このように長きに渡り同窓会活動が行われて居りますのも、多くの同窓生の皆様が、いつも献身的に活動してくださり、その活動を先輩姉妹から後輩へと伝え、次の世代へと引き継いでくださっての賜物と感謝申し上げます。今後とも同窓会活動へのご協力とご理解をお願い申し上げまして第38回ホームカミングデーの報告とさせていただきます。