ナビゲーションを飛ばす

宮城学院同窓会
代替テキスト


トップ > ホームカミングデー

第33回ホームカミングデー

第33回ホームカミングデーご報告

肌寒くも陽射しがまぶしい5月18日(日)、年1回同窓生が集う「ホームカミングデー」が今年も緑豊かな桜ヶ丘キャンパスで大勢の同窓生を迎え開催されました。今年度新しく同窓会にお迎えした名誉会長の嶋田順好学院長、顧問の平川新学長はじめ、たくさんのご来賓の皆様、喜寿を迎えられた方々、そして同窓生の皆様と当日は350名ものご参加をいただきました。
最初に礼拝堂にて、同窓会の総会が行われましたが、2013年度の事業や会計報告がなされ、その後2014年度の事業計画案や予算案、同窓会選挙規定の改正案などについて審議がなされました。皆様のご協力を得て、全ての議案について承認をいただきましたことをご報告いたします。この後、同窓会理事の新旧役員の方々は清水惠子会長から、各支部長は稲井慶子副会長からご紹介があり、最後に全員で校歌斉唱して総会は終了しました。

引き続き、「高橋まさよのこと」と題して、元中高教頭で、現在仙台キリスト教育児院院長でいらっしゃる大坂欣哉先生による礼拝が行われました。偶然にもこの日講演をいただいた長井鞠子さんは、大坂先生の幼なじみであり、初めて出会った宮城学院の生徒であるというお話から始まりました。高橋まさよは初の河北新報の女性記者ですが、記録には残っていないものの、宮城学院の卒業生と思われることを、様々な歴史的背景や資料を基にしたお話に、このように社会に挑み、そして活躍されていた偉大な先輩がいらっしゃることを知り、改めて宮城学院の卒業生として気が引き締まりました。

その後学生センター小ホールにて懇親会が行われました。懐かしい多くの先生方をお迎えしましたが、特に遠くアメリカからおいでいただいたランディス先生のスピーチでは、会場の皆様から歓声があがりました。懇親会ではこれまでにないほど多くの方にご参加いただいたため、ご招待の皆様には壇上にお座りいただくような形式となってしまい、ご迷惑をおかけしました。また会場いっぱいに机が並び、皆様にもゆったりと食事を楽しみいただけなかったかと思います。しかし一人でも多くの方にご参加いただきたく、このような形式となりましたことをご理解いただきたく思います。

その後、再び礼拝堂へ戻り、宮城学院高校第15回卒の長井鞠子さんより「伝える極意」の演題で講演をいただきました。ご存じの通り、長井さんは東京オリンピック招致で一躍脚光を浴び、2月には講演会演題と同じタイトルの本を出版され、3月にはNHK の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されるという、マスコミに引っ張りだこの状況にも関わらず、わざわざ仙台までおいでいただきました。実はこの日も大事なお仕事が入っていらしたのに、ホームカミングデーの依頼を引き受けて下さったそうで、大変ありがたくお話をうかがいました。懐かしい先生方や、東三番町校舎を思い起こさせる長井さんの青春時代のお話に、会場は大きなうなずきや笑いに包まれ、終始長井さんのお話に引き込まれておりました。

大坂欣哉先生、そして長井鞠子さんのお話をとおして、私達は偉大な同窓生の存在を知り、改めて宮城学院の教育の素晴らしさを覚え、その卒業生であることを誇りに思った有意義な1日でした。
当日、皆様から「とても素晴らしい会でしたよ」「いろいろお役目ありがとうございます」等とお声がけいただき、幹事一同、大変嬉しい思いの中、役割を終えることができました。そして当番学年の皆さまには、前日から会場準備をお願いし、当日も皆様に喜んで過ごしていただけるよう、精一杯の笑顔とおもてなしの心で各役割を担当して頂きました。この場をお借りして、心より御礼申しあげます。ありがとうございました。

また来年、このキャンパスで、お元気な同窓生の皆さまとお会い出来ることを楽しみにしております。